先日日曜の昼下がり、ラジオを聞いていて。
(元々ラジオを聞く習慣がない私ですが、家人の影響でだいたいチューンする番組が決まっている)
パーソナリティがウルフルズのトータス松本さんで、ご自分のバンド活動のお話をされていたんですね。
(ちょっと他の作業をしながらだったので、うろ覚えの部分もありますが)
ベースプレイヤーが居ないメンバー編成での、リハーサルやレコーディングのプロセスについて、トータスさんらしい語り口で。
それでも数日リハーサル重ねて、それらしいサウンドになるもんやね、面白いね、と。
宅録での仮音源作る時に、自分で全てのパートを入れて、それが本来のパートのプレイヤーに変換されての、味わいの違いとか。グルーブとか。
トータスさんは、(当たり前だけど)音楽愛に溢れていて、造詣も深くて、それでいてざっくばらんで、イイなあ。この番組は、軽〜い話や時事ネタ、そして音楽に深い話も気軽に聞けるので、好きですね。
※FM COCOLO の Got You Osaka (ガッチュー大阪) です。
バンドメンバーが欠けている、と言えば。
私は今、演奏の活動を休止を余儀なくされて、自分のリーダーバンドの出演もやむなくそのままのスケジュールで、私以外のメンバーにお任せしたものが既に数件あり。
営業的なお仕事は、報告がてら休憩中にみんなでビール呑んでる写真が送られてきて、ただただ羨ましい。。。
そしてライブハウスの方は、後で録画を観たのだけれど、、、ヘンな気分でした。
みんなの音はよく聴き知ってるし、自分のバンドなのでレパートリーももちろん慣れ親しんだ曲ばかり。そして皆さん私なんかより百戦錬磨の達人ばかりなので、安心して聴いて楽しい、愉快!
けれどそこに自分がいないのは、変な感じでしたね。こういうもんなんや〜と。
戻りたいな。またここに入りたい。一緒に音出したい。
そればかり思いました。
あと、冷静に分析する自分もいて。
結論、ディキシーランドジャズの7人編成には、思った以上に意味があるな、と。
音楽的に正しい、バランスが取れているんですよね。
音域や音色の特徴、役割や組み合わせ、バラエティに富んでいてダイナミクスの幅もある。
ビジュアル的にもアピールする。
トランペット、やっぱりいた方がいいな、と感じました。私如き未熟者であっても。メロディをもってリードしていく役割は、やっぱりトランペットがメインの方が良い。音域や音量的に理に適っている。
ピアノもやっぱりあった方が面白い。(今回はたまたまライブのブッキングに入らなかったのですが)キラキラ感が出るなと思う。
ギョーカイ的なことを言うと、バンド演奏が稼ぎにつながらないこのご時世、7人のスタンダードなディキシーバンドに発注がかかることが少ないのです。
私がこのバンドを始めた時は、トランペット バンジョー チューバのトリオという、最小限かつある意味無謀な取り組みでした。
それによーく思い出してみると、ディキシー初心者の頃から修行や営業全部合わせて今まで、実は7人フル編成のバンドで演ったことが無い!と今気がついた!えらいこっちゃ!
いろいろあってご縁もあって、1人増え2人増え。こんな贅沢なバンド経験を自分の人生で実現できるとは思ってもいなかったので、私はラッキーかつハッピーだな〜としみじみ。
ああ戻りたい。このあいだの夏祭り的熱い盛り上がりの8/7が、最後になるとは思いたくない。泣けてきます。。。