私は、普通の街のらっぱ吹きとして30年ほど過ごしてきたわけですが、そんな身に突如として起こったことを、備忘録的にメモしてみます。
なかなかな急展開で現在進行形、まとめているうちにどんどん新情報が追加されてしまった…
一見、関係なさそうなところも念のためメモ。
2022年
3月 演奏仕事が忙しい・楽しい ライフワークの小規模プロジェクト開始
4月 メンタル的に疲れと息切れっぽく調子悪さを感じる 演奏もあまり上手くいかない
5月 小規模プロジェクト完了 次期の大規模プロジェクトに取りかかる
6月 演奏は閑散期 仕事の新企画のオファーが続く 中頃から身体の異変?に気づく メンタルの落ち込みを感じる
7月 大規模プロジェクト開始 演奏や企画自体は満足 演奏の機会が続き忙しい中いくつか凡ミスもする やはり異変を自覚することが増える
7/26 かかりつけクリニックにて別の症状で診察を受けた際、総合病院にかかることを勧められる
7/27 地元の総合病院婦人科にて診察と超音波・血液検査
7/31 MRI検査
8/1 今回の件に絡んで初の仕事キャンセルを決める
8/3 検査結果を踏まえて大学病院の紹介と予約 貧血改善の処方薬
8/4 かかりつけクリニック診察がてら報告
8/5 リハーサルにて同僚に話した上で8/8以降の全面的な休業を決断
8/7 休業前の最後の本番演奏(大規模プロジェクトシリーズ6回中の2回目)
8/8 大学病院婦人科の診察で手術をすることを決定(ただしコロナウイルス感染拡大の影響で手術枠は10月の見込みと言われる) 手術前検査(採血 検尿 心電図 肺機能 レントゲン) 今後の検査の説明
8/9 消化器内科の診察と検査の説明 病院内で過呼吸とパニック状態で倒れかけたため対処してもらう(精神的なものと思われる)
8/8〜8/16 演奏とレッスン仕事関係の休業の手配や関係者への連絡をほぼ終える
8/15 がんセンターにてPET CT検査
8/16 内視鏡部門にて大腸カメラ
8/18 結婚8周年記念ディナー
8/19 内視鏡部門にて胃カメラ 婦人科にてここまでの検査結果を全て踏まえて今後の治療の説明や予定(この時点では8/31に追加の検査予約、9/2術前説明、9/9手術予定) 貧血改善の点滴
8/22 かかりつけクリニックにて診察と貧血改善の注射
8/23 大学病院婦人科担当医から直接電話で手術予定の前倒し(8/30)とそれに伴う術前説明と入院や検査の変更 事務仕事のリスケ 入院の準備にかかる
現時点での検査結果からの病名診断は、卵巣腫瘍、子宮筋腫、1箇所不明な病巣らしきものあり。
手術にて、子宮と両卵巣卵管を摘出後、組織検査で特定するとのこと。
今の時点の判断では、見える部分の様子で悪性の可能性が高い、転移性が無さそう、というところでステージ1のがんと思われるとのこと。
自覚としては痛みなどはなく、異変はただ下腹部の脹らみや張りとして認識しました。
最初は単に年齢的な肥満かと思いましたが、触った感触が硬い、楽器を吹く時の息の入りや支えがやり難くなった、など違和感が次第に大きくなったと記憶しています。
今は腹部への刺激や運動を避けて、貧血を少しでも改善して体力をつけて、手術に備えているところです。
患部が炎症を起こして腫れているようなものなので、無意識に庇うような動きになって、疲れやすいかもしれません。歩くのも何をするのもゆっくりで。(強い衝撃で破裂の可能性ありと)
楽器は、8/7の本番を最後に一度も吹いていません。やはり腹部への圧力などを避けたいためです。毎日マウスピースだけを口に当てて、何度かバズィングだけはしていますが、感触だけで体全体を使わないようにしている状態です。練習ではなく気休めですね。
貧血は10代の頃からの持病みたいなもので、鉄欠乏性らしいです。不定期にでも時々検査して数値が下がっていれば、処方薬と点滴や注射で補うようにしてきました。ここ3年ほどはコロナウイルスのこともあり、セルフチェックが疎かになっていたようです。
ちなみに、かかりつけクリニックへは、更年期症状の緩和のために、数年前から気になる時に相談して薬を出してもらっています。
詳しく検査をしていないので更年期障害の診断は下されてはいないですが、めまい、頭痛、生理痛、不眠、肩凝り、腰痛、胃の不快感、を対症療法的に診てもらっています。
そのクリニックは心療内科もあるのですが、昨今の心療内科や精神科はどこも予約がいつもいっぱいで、かかることはできずにいます。
以上はできるだけ、エモーションを排して事実を書き並べてみました。
主に、身体の状態とらっぱ仕事に関する影響の部分について。
心の方は、そんなに上手く対処できていない、ところが意外なところで強かったりユーモアや救いを見出したり。
そんなところはまた、別で書いてみたいと思います。