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独り静かな読書タイムの部屋へ、1時間くらいの間に次々術後の相部屋の患者さんがお帰りに!
スタッフさん方の緊迫感ありながら、冷静で連携の取れた動きと会話をカーテン越しに聞きながら、「私も1週間前こんな感じやったんか」と。
しかし私は一晩個室だった…手術の規模も違いそうだけど、詳しくはわからない。
今日はスケジュールも気分も余裕をもって過ごしたせいか、晩ご飯の時は空腹と食欲を感じ、しかもメニューがまた美味しそうだった。
と、食べ始めたところへ、同室の手術明けの方の「吐きそうなので来てください」とのナースコール、、、
しょうがないとはいえ、せっかく調子が出てきたお食事を邪魔されてはこちらも死活問題なので…慌ててワイヤレスイヤフォンを取り出して!
何故かパッと聴きたい曲として浮かんだのはエンリケ・イグレシアスだったけど。甘々のラテン。まだ仕事関係の音楽を聴いたり本を読んだり、という気分では正直、無い。我ながら、音楽家にはあるまじき入院生活なんだろうな…まあしゃーない。
しかしイヤフォンで音楽聴くのはやっぱり苦手だな。しかも食べながらだと自分の咀嚼音が強調されるし。
食後に看護師さんによる、薬チェックと傷チェック。
ようやく2、3日前から、自分の体の傷口を見られるようになった。
管が入ってたりお腹に直接注射打たれたり、の間は正直見るのが怖かった。チラ見。
シャワーしたりすると見ないわけにもいかないし。ホルモン療法のパッチを貼ったり、退院後は傷の治り具合も自分で見てわからないといけないし。
しかしそれにしても、現実感なさ過ぎ。自分の身体に実際に起こったことなのに。
しばらくまた読書を楽しんで、適当なところで歯磨き薬を済ませて、寝てしまう予定。