rappappanekoの日記 スピンオフ

「rappappanekoのらっぱ日記」番外編/闘病記

近況 術後4ヶ月 体と心

12月に入ってから寒さが厳しく、空気がピリピリして、手術の傷も時々ピリっと痛む。

気をつけていることは、体が冷えないようにすること。カイロ、おひとり様用ホット座布団、湯たんぽが大活躍! アロマや塩でバスタブ浴で温まってから、ポカポカのうちに就寝。

 

肩こりは時々(絶賛デスクワーク祭り開催中につき)、頭痛とめまいはかなり軽減していて辛くなることは少ない。

“らっぱを楽しく吹く”=深く息を吸って吐く、体を意識して動かす。

これを日々のエクササイズとして取り入れることを心掛ける。

幸い、基本のシンプルな動きは、出来ている。

普通に生きられる、食べて眠って息を吸って、体が動くって、素晴らしいことだ。

 

 

余談ながら、自称サッカー観戦プチマニアなため、この1ヶ月は大いに楽しみました。サッカーワールドカップ

ただそのため少々睡眠が不規則になりがち、しかし数少ない音楽以外に夢中になれること、ストレス発散になった!

10月〜11月にかけて明らかに眠りが浅くなっていたのが、今月は改善されてきている。

 

 

 

意図してか意図せずにしてか、このブログ、らっぱに関して裏アカっぽく綴っております。

数少ない演奏のお仕事では、間違いなく心楽しむ思いで癒されてもいるのだけれど、心傷つき悩むこともやはり有り。

 

ここのところ表向きの、外出を伴うお仕事からは解放されたので、振り返って考える時間ができている…

何故か今年の後半は、過去の出来事と向き合う場面が多かった。

 

音楽関係で、繋がりが途絶えた人から数年振りに連絡がきたり、ご無沙汰している人から何かと助けを求められたり、普段お会いしない人と偶然にもお仕事現場でご一緒したり、また普段から連絡取り合っている人とも昔話や打ち明け話に興じたりと、様々に思い出したり考えさせられることが連続して起きた。

病で、人間関係や仕事数々から距離を置かざるを得ない状況になった今の私に、このタイミングで何が起こっているのだろうと感じる。

世間から独り取り残されているような不安と、何かしらの啓示かも、という感覚…

 

痛感したのは、自分はもう前の自分と同じでないということ。我慢して嫌なことをするには、人生は短いということを知っている。

 

仕事現場ではもちろん楽しくコミュニケーションをとるのは大事だし、私もそう心掛けている。

しかしながらこんな言い方で申し訳ないけれど、まあなんと「自分ルールでゲームをしたがる人」が多いことか?!

 

歳を経るごとに、マイペースであることを意識して自認している私。

特に、このブログにもつい先日書いたのだけれど、自分にとって大切なものを優先することを心に決めている私。

 

最近の言葉を使うといわゆる、音楽や音楽にまつわることで「マウントをとる」のが習い性になっているような人には、できるだけうまいことして近づかない、同じ土俵には乗らないようにする。

何かを言わせるゲームを仕掛けてくるシチュエーションって、ホンマに疲れる。その手にはのらない。

 

若くて野心的だった頃は、何とかしてたくさんコネクションをもって、仕事に繋げたい一心だったこともあるけれども。

自分のハートが求めないつまらぬことにエネルギーを費やせば、自分がどんどんすり減っていって小さく縮こまってつまらなくなる。

意にそまぬ場に身を置いてまで、得たい仕事など無い。私の音楽上のポリシーや心の健康には代えられない。

 

 

楽しくコミュニケーションして、私の世界を広げてくれるような人間関係はちゃんとあるので、大切にすべきは自ずとわかるもの。

心温まるもののためになら、この先も歩き続けられるかも。

 

正直本当に、しばらく休みたい。

病み上がりで、人前で音楽をする機会があったから、戻る場所があったからこそ引退せずに済んだ、それは事実だと思うけれど、さすがに次から次へと忙し過ぎ刺激あり過ぎで、心が疲れきってしまった。

自分を癒して、生きていることを見つめ直したい。

 

まあいずれにせよ、しばらくはおうちに引きこもって、デスクワークとらっぱに向き合いますよ。

しばらくしたら何か、また始められる気持ちになるかも。それまでは…