あまりに自分の内側へ思考が向いてしまうと、ついついダークサイドに落ちていきそうになるので、やはりここは書物の世界に埋没することにした。
入院中〜実家は、院内売店で偶然見つけた東野圭吾ガリレオシリーズ3冊を。
自宅に帰ってからは、やはり推理ものながら、アガサ・クリスティ。
そして今は、中野京子「怖い絵」。
ちょっとミステリの要素もあるような。
このシリーズの関係書物はおおかた本棚に持っており、数年前の神戸の展覧会にも足を運んだ。もともと絵画鑑賞は好きで、学生時代の芸術学にも刺激された。
本を片手にごろごろと。
しかし、身体を“横”にしてばかりではリハビリにも良くないので、“縦”にする時間帯を増やす。
今日は台風接近前の明るいうちに、近所を散策。
(自宅に戻って以来昼間は暑くて、夕食後に少しだけ外を歩くようにしていた。)
今日も30分ほどだけど、やはり進む距離は大したことない。
入院中に看護師さんからもらったアドバイス「傷口に手を当てると良いですよ」というのは、確かに効く。歩くだけでも振動が響いて痛むのを、少しは抑えられる。
うちの近くは、住宅街のはずれなので、田園風景も楽しめる。季節は秋…